いちじょうのしゅんむ【一場春夢】
人生の栄華が、きわめてはかなく消えてしまうことのたとえ。ひとときだけの短い春の夜に見る夢の意から。▽「一場」はその場かぎり、ほんのわずかの短い間の意。
いっすいのゆめ【一炊之夢】
人の世の栄華、人生のはかないことのたとえ。
えいがのゆめ【栄華之夢】
華やかに栄えたとしても夢のようにはかなくて、長続きはしないものであるというたとえ。
かしょのゆめ【華胥之夢】
昼寝のこと。また、よい夢のこと。
かんたんのゆめ【邯鄲之夢】
⇒ いっすいのゆめ(一炊之夢)
こちょうのゆめ【胡蝶之夢】
夢か現実かはっきりわからないさま。また、人の世がはかないこと、人生がはかないことのたとえ。
せいじんむむ【聖人無夢】
徳のすぐれている聖人は、心身が安らかで憂いや悩みが少しもないから、夢を見ることがないということ。▽「聖人せいじんに夢ゆめ無なし」と訓読する。
ちゅうそうやむ【昼想夜夢】
目が覚めている昼に思ったことを、夜に寝て夢見ること。▽「昼ひる想おもい夜よる夢ゆめむ」と訓読する。
なんかのゆめ【南柯之夢】
世の中の栄枯盛衰がはかないことのたとえ。
ろせいのゆめ【盧生之夢】
⇒ いっすいのゆめ(一炊之夢)