じんちゅうみまい【陣中見舞】
忙しく働いている人をたずね、慰労すること。また、そのときに持参する食べ物などの慰労品のこと。本来は、戦いの最中に兵士たちを訪れてねぎらうこと。
せいぞんきょうそう【生存競争】
生きていくための争い。生き残るための避けられない戦い。
せきしゅくうけん【赤手空拳】
手には何の武器も持たないで立ち向かうこと。また、助けを何も借りずに、独力で物事を行うこと。▽「赤手」は手に何も持たないこと、「空拳」は拳こぶしだけで武器を持たないこと。
せんぐんばんば【千軍万馬】
非常に大きな軍隊。また、その勢いが強いことの形容。また、数多くの戦いを経験していること。転じて、豊富な社会経験があること、多くの苦労を重ねたしたたかな老練の人の形容。▽「千」「万」は数の多いことを示す。
せんせいこうげき【先制攻撃】
敵が、戦いの準備などをしている間に、先手を取って攻撃をしかけること。向かってくる相手より先に攻めること。
せんてひっしょう【先手必勝】
戦いの局面で相手よりも先に攻撃を仕掛ければ、必ず勝てるということ。▽「先手」は相手よりも先に戦いを始め、出鼻をくじくことによって局面を有利にすること。
そういみゆ【創痍未癒】
戦い終わって、まだ日が浅いこと。
そくせんそっけつ【速戦即決】
戦いの際に、即座に敵の主力を撃破すること。戦闘を長期化させず、短い時間のうちに勝利をおさめようとすること。また、その戦法。転じて、短時間で物事の決着をつけたり仕事を処理したりすること。
ちんかたいたん【枕戈待旦】
ほこを枕まくらにして寝て、あしたを待つ意から、戦いの準備をいつも怠らないたとえ。▽「戈」はほこのこと。「旦」はあしたの意。「戈ほこを枕まくらにして旦あしたを待まつ」と訓読する。
とうこうけんえい【刀光剣影】
殺気がみなぎり、今にも戦いが起こりそうな雰囲気のこと。また、殺し合いの激しいさま。刀はきらめき、剣の影はちらつくという意から。