たいぼんぼうてん【戴盆望天】
頭に盆を載せたまま天を仰ぎ見ることはできないように、二つのことを一度に実現させることは無理であるというたとえ。よいことを二つ同時に兼備することはできないということ。
ちくりんのしちけん【竹林七賢】
中国晋しんの時代に、俗世間をさけて山中に隠遁いんとんし、礼節を捨てて竹林に会し、清談に明け暮れたといわれる隠士七人の総称。阮籍げんせき・嵆康けいこう・山濤さんとう・向秀しょうしゅう・劉伶りゅうれい・阮咸げんかん・王戎おうじゅうのこと。
ちっきょへいもん【蟄居閉門】
江戸時代に、武士などに科した刑罰のこと。また、一般には、家や部屋に閉じこもって外出しないこと。
でんこうせっか【電光石火】
稲妻の光や石を打ったとき出る火の意から、動きが非常に素早いことのたとえ。また、非常に短い時間のたとえ。▽「電光」は稲妻の光、「石火」は火打ち石などを打つときに出る火の意。
どうじょうかぞく【堂上華族】
明治時代以降、華族のうち、公家くげの家系の人々をさす。
ねんじゅうぎょうじ【年中行事】
毎年決まった時期に行われる儀式や行事・催し物のこと。
はくとせきう【白兎赤烏】
月と太陽の意から、時間のこと。また、歳月のこと。
ばじょうちょうちん【馬上提灯】
馬に乗る時に用いた提灯ちょうちん。馬乗り提灯。
ふううんのこころざし【風雲之志】
時流が大きく傾いて、世が急変しようとする気運に乗じ、功名を得んとする大望。
ふぎょうのかん【俯仰之間】
わずかな時間のこと。つかのま。