ちょうちょうぼぼ【朝朝暮暮】
毎朝毎晩。▽「朝朝」は毎朝。朝な朝な。「暮暮」は毎夕。夕な夕な。「暮暮朝朝ぼぼちょうちょう」ともいう。
どうじょうかぞく【堂上華族】
明治時代以降、華族のうち、公家くげの家系の人々をさす。
どくしょさんよ【読書三余】
読書をするのに好都合な三つの余暇。一年のうちでは冬、一日のうちでは夜、時のうちでは雨降りをいう。中国三国時代、魏ぎの董遇とうぐうが勉学する時間がないと嘆く弟子を諭した語。▽「余」はひま・余暇の意。
にしゃたくいつ【二者択一】
二つの事柄の、どちらか一方を選ぶこと。二つの選択肢のうちの一方を選ぶこと。▽「択一」は用意されているいくつかの事項の、どれか一つを選ぶこと。
はちねつじごく【八熱地獄】
仏教のことばで、数ある地獄のうち、炎と熱による苦しみで苛さいなまれる八種の地獄の総称。
はっかんじごく【八寒地獄】
仏教でいう地獄のうち、寒さと氷で亡者を苦しめる八種の地獄の総称。
ばじょうちょうちん【馬上提灯】
馬に乗る時に用いた提灯ちょうちん。馬乗り提灯。
ひゃっかひゃくぜん【百下百全】
まったく完全であること。百のうち一つも欠けることがなく、完全なこと。万全。
ふたまたこうやく【二股膏薬】
そのとき次第でどちらの側にも従うこと。また、その人。定見なく、あっちへついたり、こっちへついたりする節操のない人。▽「二股」は内股の意。「膏薬」は練り薬。内股に貼はった薬は、歩くうちに左右の足にあちこちつくことからいう。「膏」は「ごう」とも読む。
ふちふしき【不知不識】
分からないうちに。気づかないうちに。