じもんじとう【自問自答】
自らに問いかけて、自ら答えをいうこと。納得がいかないことや疑問を、自分自身で、反芻はんすうすること。また、あれこれ考えて思い悩むこと。
じゃくにくきょうしょく【弱肉強食】
弱い者が強い者のえじきになること。強い者が弱い者を思うままに滅ぼして、繁栄すること。▽「強食弱肉きょうしょくじゃくにく」ともいう。
じゃくめついらく【寂滅為楽】
迷いの世界から離れた心安らかな悟りの境地が、楽しいものであるということ。▽仏教語。「寂滅」は煩悩の消え去った究極的な悟りの境地。
じゃしょういちにょ【邪正一如】
仏語。邪と正とはもとを正せば一つの心から出ていて、結局同一のものであるということ。善悪不二。
じゃしんぶっこう【蛇心仏口】
執念深く陰険な心を持ちながら、口先だけは仏のように親切であること。
じゃっこうじょうど【寂光浄土】
仏の住む安寧あんねいで清らかな世界。また、すべての煩悩ぼんのう(成仏のさまたげとなる心の働き)から解放された究極の悟りの境地。
じゅうあくごぎゃく【十悪五逆】
十悪業と五逆罪。転じて、ありとあらゆる悪行あくぎょう。
じゅうおうむげ【縦横無礙】
[名・形動]どの方面にも妨げになるもののないこと。物事が自由自在にできること。また、そのさま。「—な(の)境地」
じゅうおうむじん【縦横無尽】
自由自在に物事を行うさま。思う存分に。四方八方に限りない意から。▽「縦横」はたてとよこ。四方八方。転じて、自分の思うとおりに振る舞うさま。自由自在に。「無尽」は尽き窮まることがないこと。
じゅうこうちょうだい【重厚長大】
どっしりとして大きいさま。重く厚く、長く大きい意から。物や人の性格などについていう。