かいてんのじぎょう【回天事業】
天下を一変させるほどの大きな事業。世の中の情勢を変えてしまうほど大きな事業。▽「回天」は天を回転させる意。天下の形勢を一変すること。「回」は「廻」とも書く。
かいてんのちから【回天之力】
天下の情勢を一変させるほどの大きな力。また、困難な状況を一変させるほどの大きな力。
かんてんきち【歓天喜地】
大喜びすること。思わず小躍りするような大きな喜び。▽「歓天」は天に向かって喜ぶ意。「喜地」は地に向かって喜ぶ意。
かんてんじう【旱天慈雨】
非常に困ったときに、もたらされる救いの手のたとえ。長い間待ち望んでいた物事が実現することのたとえ。
かんてんどうち【撼天動地】
活動がめざましいこと、人々を驚かすほどの大きな出来事のたとえ。また、音声がきわめて大きいことのたとえ。
かんてんぼうき【観天望気】
雲や風の動きなどを観察して、経験をもとに天気を予想すること。
きじんてんゆう【杞人天憂】
無用の心配をすること。取り越し苦労のこと。
きそうてんがい【奇想天外】
普通では思いもよらない奇抜なこと。またそのさま。▽「奇想」は普通では思いつかない奇抜な考え。「天外」は、はるかかなたの空、思いもよらない所の意。「奇想天外より落おつ」の略。
きょうてんどうち【驚天動地】
世間を非常に驚かせること。世間をあっと驚かせる事件・出来事の形容。▽「天てんを驚おどろかし、地ちを動うごかす」と訓読する。
きょくじつしょうてん【旭日昇天】
勢いがきわめて盛んなたとえ。朝日が勢いよく天空に昇る意から。▽「旭日」は朝日。「昇天」は天に昇ること。