しらかわよふね【白河夜船】
正体もなく、ぐっすり寝こむこと。よく眠っていて、何も気づかないこと。▽「白河」は京都の地名。「河」は「川」、「船」は「舟」とも書く。また、「船」は「ぶね」とも読む。
しらかわよふね【白川夜船】
《京都を見てきたふりをする者が、京の白河のことを聞かれて、川の名だと思い、夜、船で通ったから知らないと答えたという話によるという》 1 熟睡していて何も知らないこと。何も気がつかないほどよく寝入...
はくうんこひ【白雲孤飛】
旅の途中で、親を思い起こすことのたとえ。青い空に白い雲が一片ぽつんと飛んでいるのを見て、その下に住んでいる親を思って悲しむことから。
はくがんせいがん【白眼青眼】
⇒ げんせきせいがん(阮籍青眼)
はくぎょくろうちゅう【白玉楼中】
文人の死のこと。▽「白玉楼」は白玉造りの天上の楼閣のこと。文人が死後行くところといわれる。
はくしゃせいしょう【白砂青松】
海岸の美しい景観の形容。白い砂浜と青々とした松林の続く海岸線の意から。▽「砂」は「沙」とも書き、また、「さ」とも読む。
はくしゅきゅうけい【白首窮経】
年を取るまで学問に励むこと。白髪頭になるまで経書を研究する意から。▽「白首」は白髪頭。転じて、老人。「窮経」は儒教の経書(基本的古典)を究めること。
はくじつしょうてん【白日昇天】
昼間に天に昇る意。転じて、仙人になること。また、急に富貴になる、急に出世すること。▽「白日」は昼間。また、輝く太陽。
はくすいしんじん【白水真人】
中国の貨幣、銭の異称。また、後漢ごかん王朝が興るという予言となった語。
はくとせきう【白兎赤烏】
月と太陽の意から、時間のこと。また、歳月のこと。