いちぞくろうとう【一族郎党】
血のつながりのある者と、その従者や家来。また、家族や関係者の全員、有力者とその周りにいる利益を同じくする者をもいう。▽「郎党」は家臣の意で、「ろうどう」とも読み、また「郎等」とも書く。
いっかけんぞく【一家眷族】
家族と血縁者。一族。また、一族とその従者や部下。また、ある団体や流派に属する人々をいうこともある。▽「眷族」は血縁の者。また、家臣や部下をいう場合もある。「族」は「属」とも書く。
いっかけんぞく【一家眷属】
家族および家族と血縁関係にある者。一族。家臣・従者を含めることもある。またある流派に属する人々。
きんしぎょくよう【金枝玉葉】
天子の一族や子孫のたとえ。また、美しい雲の形容。また、花樹の枝葉が金玉のように美しく茂る意。▽天子の一族の意のとき、「金」「玉」は高貴のたとえ、「枝」「葉」は一族や子孫のたとえ。「玉葉金枝ぎょくようきんし」ともいう。
けいしぎょくよう【瓊枝玉葉】
天皇や天子の一族・子孫のたとえ。また、高貴な家の子弟のこと。
さいしけんぞく【妻子眷族】
妻や子など、家族と血縁にある親族のこと。また、一族とその従者や部下。▽「眷族」は血のつながりのあるもの。一族。また、従者や部下。「族」は「属」とも書く。
しらんぎょくじゅ【芝蘭玉樹】
すぐれた人材。他人の才能のある子弟を褒めていう語。▽「芝」は霊芝れいし。めでたい兆しとされる。「蘭」はふじばかま。ともに香気高い香草で、才徳にすぐれた人のたとえ。「玉樹」は玉のように美しい木。
しんせきちき【親戚知己】
親族と知人のこと。親類、一族に加えて、友人や知り合いなど。
せいりゃくけっこん【政略結婚】
当事者の意向によらず、親や一族が自分の利益のために取り決めた結婚。