ぶんうんりゅうせい【文運隆盛】
学問や芸術、文化や文明が栄えて勢いさかんなこと。
ぶんげいふっこう【文芸復興】
一四世紀末から一六世紀はじめにかけて、イタリアから西ヨーロッパ全体に広まった、神中心の文化から人間解放をめざした一大文化革命。ルネサンス。
ぶんしつひんぴん【文質彬彬】
外面の美しさと内面の質朴さが、ほどよく調和しているさま。洗練された教養や態度と、飾り気のない本性が、よく調和しているさま。▽「文」は表面の美しさ。洗練された教養や美しい態度、容貌ようぼうなどの外見。「質」は内実、実質。飾らない本性。「彬彬」はほどよくつりあっているさま。
ぶんしょうのぜっしょう【文章絶唱】
きわめてすぐれた詩歌や文章。▽「絶唱」は、このうえなくすぐれた詩歌の意。
ぶんじゅうじじゅん【文従字順】
文章が思いに従ってよどみなく、よく筋が通って分かりやすいこと。文章表現が分かりやすく、文字遣いに無理がなく自然なこと。▽「文ぶん従したがい字じ順したがう」と訓読する。
ぶんじんそうけい【文人相軽】
文学者や文化人というものは、とかくプライドが高く、互いに他者を軽んじる傾向にあるということ。
ぶんじんぼっかく【文人墨客】
詩文や書画などの風流に親しむ人をいう。▽「文人」は詩文・書画などに親しむ人。「墨客」は書画をよくする人。「客」は「きゃく」とも読む。
ぶんぶひゃっかん【文武百官】
すべての文官と武官、もろもろの役人たち。
ぶんぶりょうどう【文武両道】
学芸と武道の意。また、その両方にすぐれていること。▽「文」は学問・文事。「武」は武道。「両道」は二つの方面の意。
ぶんめいかいか【文明開化】
人間の知力が進んで、世の中が進歩し開けること。特に明治時代初期の思想・文化・制度の近代化、西洋化をいう。▽「開化」は人知や物事が開け進むこと。