さんげめつざい【懺悔滅罪】
仏語。懺悔をして犯した罪業を消滅させること。
しかいふくねん【死灰復燃】
一度、消滅したり衰退したものが、再び勢力を盛り返すこと。決着がついて収束したはずのことが、また問題となること。一度火が消えてしまった灰から、再び燃え上がることから。
しょぎょうむじょう【諸行無常】
この世の万物は常に変化して、ほんのしばらくもとどまるものはないこと。人生の無常をいう仏教の根本的な考え。▽仏教語。「諸行」は因縁によって生じた、この世の一切の事物。
ばんぶつせいどう【万物斉同】
人の認識は善悪・是非・美醜・生死など、相対的概念で成り立っているが、これを超越した絶対の無の境地に立てば、対立と差別は消滅し、すべてのものは同じであるとする説。人の相対的な知を否定した荘子そうしの思想。▽「斉」は等しい意。
ひゃくせいふま【百世不磨】
永久に消えずに残ること。不朽。いつまでも消滅しないこと。▽「百世」は百代、長い年月の意。「不磨」はすり減らないこと。