1. 互いに掛けること。「技の—」「水の—」

  1. 要求などについて先方と話し合うこと。交渉談判。「地主に—に行く」

  1. 一つの事を二人以上が交互にすること。また、その演芸掛け合い話掛け合い万歳の類。「—で歌う」

  1. 歌舞伎舞踊で、2種以上の異なった流派が伴奏音楽を交互に、あるいは同時に分担演奏すること。「喜撰 (きせん) 」での清元長唄の掛け合いなど。

  1. 義太夫節で、二人以上の太夫が登場人物をそれぞれ分担して語ること。

  1. 双方が正面から攻め合うこと。

    1. 平家は定めて大勢なれば、砥浪山 (となみやま) 打越え、ひろみへ出て—の戦にてぞあらんずらん」〈平家・七〉

出典:青空文庫

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