[動カ五(四)]
  1. 火をつけて燃やす。また、燃やしてなくす。焼失する。「枯れ草を—・く」「失火で家を—・く」

  1. 火に当てて熱を通し、食べられるようにする。「魚を—・く」

  1. 火で熱して製品などをつくる。「瓦を—・く」「炭を—・く」「クッキーを—・く」

  1. 日光などに当てて変色させる。「肌を小麦色に—・く」

  1. 写真原板から陽画をつくる。「サービス判で—・く」

    1. 患部薬品を塗ったり、放射線を当てたりする。「扁桃腺 (へんとうせん) を—・く」

    2. 薬品皮膚組織などを損なう。「酸で手のひらを—・く」

    3. ㋒やけどをさせる。「スープで舌を—・く」

  1. 悩んで苦しい思いをする。「恋に身を—・く」

  1. あれこれ気を使う。扱いなどで悩む。「世話を—・く」「手を—・く」

  1. (「妬く」とも書く)嫉妬 (しっと) する。「上の娘と仲良くすると下の娘が—・く」

  1. 10 CD・DVD・ブルーレイディスクなどに、音声・文書・画像などのデータを記録する。書き込む。

  1. 11 (江戸前期、上方の遊里で)うれしがらせを言う。おだてる。

    1. 「この道に身をなし、人をよく—・くとて」〈浮・一代女・五〉

[可能]やける
[動カ下二]やける」の文語形。

出典:青空文庫

出典:gooニュース

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