• 意味
  • 例文
  • 慣用句
  • 画像
[副助]《副助詞「なんど」の音変化》名詞、活用語の連用形、一部助詞などに付く。
  1. 一例を挙げ、あるいは、いくつか並べたものを総括して示し、それに限らず、ほかにも同種類のものがあるという意を表す。…なんか。「赤や黄—の落ち葉」「寒くなったのでこたつを出し—する」

    1. 「よき程なる人に成りぬれば、髪上げ—さうして」〈竹取

  1. ある事物例示し、特にそれを軽んじて扱う意を表す。否定的な表現の中で多く使われる。…なんか。…なんて。「わたしのこと—お忘れでしょう」「金—いるものか」

  1. 婉曲に言う意を表す。…でも。…なんか。「お茶—召しあがりませんか」「今インフレに—なったら大変だ」

    1. 「そこ近くゐて物—うち言ひたる、いとをかし」〈・四〉

  1. (引用句、または文を受けて)それが大体の内容であることを表す。…というようなことを。「断る—とは言っていられまい」→なぞ(副助)なんぞ(副助)なんか

    1. 「心あてに、それか、かれか、—問ふなかに」〈・帚木〉

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。