後鳥羽天皇の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

[1180〜1239]第82代天皇。在位1183〜1198。高倉天皇の第4皇子。名は尊成 (たかなり) 。祖父後白河法皇の院政下、神器継承なしに即位し、譲位後、土御門 (つちみかど) 順徳仲恭 (ちゅうきょう) 3帝にわたって院政を執った。北条義時追討を謀って承久の乱を起こしたが失敗隠岐 (おき) に流された。諡号 (しごう) ははじめ顕徳院、のち後鳥羽院。蹴鞠琵琶・笛などの芸能和歌にもひいで、新古今集勅撰。日記「後鳥羽院宸記」がある。

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