しのざき‐しょうちく【篠崎小竹】
[1781〜1851]江戸後期の儒学者。大坂の人。名は弼(ひつ)。篠崎三島に師事、同家の養子となり、のち、江戸で古賀精里に学んだ。著「小竹斎詩鈔」など。
しば‐えい【司馬睿】
[276〜322]中国、東晋の初代皇帝。在位317〜322。司馬懿(しばい)の曽孫。諡(おくりな)は元帝。琅邪王となり、西晋滅亡後、晋王朝を再興。琅邪出身の王氏の反乱を招き、乱中に病死。
しば‐こうかん【司馬江漢】
[1747〜1818]江戸後期の洋風画家。江戸の人。本名、安藤吉次郎。別号、春波楼など。鈴木春信門下の浮世絵師となるが、のち写生体の漢画、美人画を描き、さらに平賀源内らの影響で洋風画に転じた。日...
しば‐ぜんこう【芝全交】
[1750〜1793]江戸後期の黄表紙作者。江戸の人。本名、山本藤十郎。遊里や歌舞伎に取材して、こっけいで洒脱に富んだ作品を著した。作「大悲千禄本(だいひのせんろっぽん)」など。
しば‐そのめ【斯波園女】
[1664〜1726]江戸中期の女流俳人。伊勢の人。医師の夫、斯波一有とともに芭蕉の門下。夫の没後、江戸に出て榎本其角(えのもときかく)らと交際。著「菊の塵」「鶴の杖」など。
しばた‐かついえ【柴田勝家】
[1522〜1583]安土桃山時代の武将。尾張の人。妻の小谷の方は織田信長の妹。信長第一の将として戦功があり、北陸の経営に当たった。本能寺の変後、豊臣秀吉に賤ヶ岳(しずがたけ)で敗れ、越前北ノ庄...
しば‐よしとし【斯波義敏】
[1435〜1508]室町中期の武将。斯波義健(しばよしたけ)の没後その養子となったが、重臣の朝倉・織田らと合わず、家督を退けられた。のち、義廉(よしかど)と家督を争い、応仁の乱の一因を作った。
しぶえ‐ちゅうさい【渋江抽斎】
[1805〜1858]江戸後期の医者・儒者。江戸の人。名は全善。弘前藩医。医学を伊沢蘭軒、儒学を狩谷棭斎(かりやえきさい)らに学んだ。著「経籍訪古志」など。 森鴎外の史伝小説。大正5年(19...
しぶさわ‐えいいち【渋沢栄一】
[1840〜1931]実業家。埼玉の生まれ。一橋家に仕えて幕臣となり、パリ万国博覧会幕府使節団に加わって渡欧。維新後、大蔵省官吏を経て第一国立銀行を設立。各種の会社の設立に参画し、実業界の指導的...
じとう‐てんのう【持統天皇】
[645〜703]第41代の天皇。在位686〜697。天智天皇の第2皇女。名は鸕野讃良(うののさらら)。天武天皇の皇后となり、天皇の死後政務を執った。皇太子草壁皇子の死後、飛鳥浄御原宮(あすかの...