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扇影衣香の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

貴婦人たちが寄り集まる優雅会合様子。▽「扇影」は婦人が手にする扇子の影。「衣香」は婦人衣装に香をたきしめてよい香りを発していたこと。身分の高い婦人たちの身にかかわるものでその会合様子形容したもの。

扇影衣香の解説 - 学研 四字熟語辞典

扇子の姿と衣の香り。貴婦人の会合のたとえ。
注記
「扇」は、扇子。中国ではうちわ式のものしかなかったが、明の時代に日本から折りたたみ式のものが輸入された。「影」は、姿。「衣香」は、衣から漂う香り。「衣香扇影」ともいう。
用例
雲か霞と見紛ふは、花のみならで人もまた尊き卑しき差別なく、老も若きも打ち連れて、衣香扇影ざんざめきたる花の下、汁も膾も桜とて、舌鼓うつものあれば、瓢の底を叩くもあり。〈清水紫琴・当世二人娘〉
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