アトリ科の鳥。全長23センチくらい。体は灰色で、頭・風切り羽・尾羽は紺色。くちばしは太く黄色。木の実を食べる。さえずりは「お菊二十四」などと聞きなされ、「月日星 (つきひほし) 」とも聞こえるところから三光鳥ともいう。東アジアに分布。まめまわし。いかるが。 夏》「—来て起きよ佳き日ぞと鳴きにけり/秋桜子

[補説]「鵤」は国字
[動ラ五(四)]花などがいけてある。
  • 「瓶 (かめ) に—・ったチューリップ」〈秋声縮図

[動ラ五(四)]

  1. 腹を立てる。おこる。憤慨する。「烈火のごとく—・る」

  1. 激しく動く。荒れ狂う。「波が—・る」

  1. 角張って、ごつごつしている。角立つ。「—・った肩」

    1. おこ(怒)る用法

[補説]本来、「角立つ」のをいう語。感情が角立てば、腹を立てる意にもなる。この意には、現在「おこる」が用いられるが、これは「起こる」と同源で、勢いが盛んになる意から、気持ちの高ぶるのをいうようになったものらしい。
[可能]いかれる
[動ラ五(四)]《「生かる」と同語源》うずめてある。「炭の—・った火鉢

出典:青空文庫

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