《「くし(齲歯)」の慣用読み》虫歯

  1. 学者師匠を敬っていう語。先生。たいじん。「県居 (あがたい) の—(=賀茂真淵)」「与謝野の—(=与謝野鉄幹)」

  1. 領主、また、主人や貴人の尊称

    1. 「瑞歯別皇子 (みつはわけのすめみこ) 、太子に啓して曰く、—何ぞ憂ふること甚しき」〈履中紀〉

  1. 十二支の2番目。

  1. 方角の名。北から東へ30度の方角。北北東。

  1. 時刻の名。今の午前2時ごろ、およびその後の2時間、または午前2時前後の2時間

  1. 1にあたる年や日。

  1. 陰暦12月の異称

  1. 偶蹄 (ぐうてい) 目ウシ科の哺乳類で、家畜化されたもの。大形で、雌雄ともに2本の頭角をもち、四肢は短い。すでに滅びたオーロックスより改良されたもので、乳用ホルスタインジャージー肉用デボン但馬 (たじま) 牛、役用の黄牛朝鮮牛などがある。昔からきわめて有益動物として信仰対象になったこともある。広義には、ウシ亜科ウシ族のバイソンガウアバンテンヤクスイギュウなどの総称

  1. 牛肉。ぎゅう。

  1. 牛梁 (うしばり) 」の略。

  1. 竹や木を家の棟木のように組んで立てたもの。物を立てかける台にする。

雨をつかさどる神。

「—道を清め、風伯塵を払ふ」〈太平記・一一〉

出典:青空文庫

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2023年12月