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[動ラ四]《「撓 (しお) る」と同語源で、木の枝を折りたわめるところからか》
  1. 木の枝などを折って、道しるべとする。

    1. 「降る雪に―・りし柴もうづもれて思はぬ山に冬ごもりする」〈山家集・上〉

  1. 道案内をする。導く。

    1. 「咲きぬやとしらぬ山路に尋ねいる我をば花の―・るなりけり」〈千載・春上〉

[動ラ五(四)]しておる。しやがる。他人の行為を軽蔑して言うときに用いる、乱暴な言い方。「悪さばかり―・って」
[動ラ四]せめさいなむ。折檻 (せっかん) する。
  • 「女をばまかでさせて、蔵にこめて―・り給うければ」〈伊勢・六五〉
[動ラ四]
  1. しなわせる。たわめる。

    1. 「秋風は軒場の松を―・る夜に月は雲居をのどかにぞ行く」〈玉葉・秋下〉

  1. しみじみとした感じを出す。また、能で、泣く動作をする。

    1. 「調子の真中を三重に―・り歌ひたりければ」〈太平記・一七〉

[動ラ下二]しおれる」の文語形。
[補説]2は、「しお(霑)る」で、表現をしっとりさせるの意とする説がある。
[動ラ四]濡らす。しめらす。
    1. 「公卿・殿上人皆涙を流し、袖を―・らぬはなかりけり」〈保元・上〉

[動ラ下二]濡れる。しめる。
    1. 「いくよわれ浪に―・れて貴船川袖に玉散るもの思ふらむ」〈新古今・恋二〉