たえるとは？意味・読み方・使い方

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意味
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た・える〔たへる〕【耐える／堪える】
の解説

［動ア下一］［文］た・ふ［ハ下二］

１苦しいこと、つらいこと、嫌なことをじっとがまんする。辛抱する。こらえる。「厳しい訓練に—・える」「暑さに—・える」「憤慨に—・えない」

２外部から加えられる強い力や作用に対しても、屈したり影響を受けたりせず、抵抗する力をもつ。もちこたえる。「重労働に—・える」「高温に—・える構造」

３
1. ㋐（堪える）それをする能力がある。その力量がある。「任に—・える」
2. ㋑性能・力などがなくならずにある。「まだ使用に—・える」

４（堪える）わざわざそうするだけの価値がある。…に値する。「鑑賞に—・える作」「読むに—・えない」
1. →堪 (こら) える［用法］

類語

関連語

た・える【絶える】
の解説

［動ア下一］［文］た・ゆ［ヤ下二］

１続いていたものが途中で切れて続かなくなる。とぎれる。「人通りが—・える」「仕送りが—・える」

２切れたあと完全になくなってしまう。なくなる。尽きる。「血筋が—・える」「けんかが—・えない」

３呼吸が止まる。死ぬ。「命が—・える」

類語

出典：デジタル大辞泉（小学館）

たえるの例文(53)

出典：青空文庫

･･･のはとうていわたしの堪えるところではない。が、半三郎の日記の中でも･･･芥川竜之介「馬の脚」
･･･悲しみをもおのずから堪える、あわれにも勇ましい久米正雄をば、こよな･･･芥川竜之介「久米正雄」
･･･れだけの人数の重みに堪える事が出来ましょう。もし万一途中で断れたと･･･芥川竜之介「蜘蛛の糸」

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