同じもとから分かれ出たもの。分派分家傍系。「源氏の—」

  1. 別れること。互いに離れて別々になること。別離。「友との—を惜しむ」「—の日を迎える」「—の杯」

  1. 別離のあいさつ。いとまごい。「故郷に—を告げる」「—の言葉」

  1. 死に別れ。死別。「永 (なが) の—」

    1. 「世の中にさらぬ—のなくもがな千世もと祈る人の子のため」〈伊勢・八四〉

  1. 立ち去るにあたって、心付けとして与える金銭

    1. 「—に七百くだんせ」〈滑・膝栗毛・五〉

[補説]書名別項。→別れ

原題(ドイツ)Abschied》ドイツの詩人ベッヒャーによる自伝小説。著者がソ連に亡命していた1940年に刊行

出典:青空文庫

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