うも・れる【埋もれる】

の解説

［動ラ下一］［文］うも・る［ラ下二］《平安時代以降「むもる」と表記されることが多い》

1. １ 砂や土などに覆われて見えなくなる。埋没する。うずもれる。「雪に—・れた家」

1. ２ 才能・真価・業績などが、世の中に知られないでいる。うずもれる。「—・れている逸材」

1. ３ 控え目である。引っ込み思案である。

   1. 「いとかうあまり—・れたらむは、心づきなくわるびたり」〈源・末摘花〉

1. ４ 晴れ晴れしないで、暗い感じである。陰気である。

   1. 「いと—・れたりやと、強ひてかき起こし給へば」〈源・東屋〉

類語

• 埋まる(うまる)
• 埋まる(うずまる)
• 埋もれる(うずもれる)

関連語

• 埋める(うめる)
• 埋める(うずめる)
• 埋め立てる(うめたてる)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。