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辞書
《政 (まつりごと) を執り行う所の意》
1 政庁。特に、検非違使 (けびいし) の庁。
2 平安時代以後、親王・摂政・関白・大臣などの家で、所領の事務や家政などを取り扱った所。
3 荘園の現地で支配の実務を扱った所。
4
㋐鎌倉幕府の政庁。財政や鎌倉市中の雑人の訴訟をつかさどった。
㋑室町幕府の政庁。財政のほか、貸借・土地などの訴訟をもつかさどった。
5 大社寺で、事務・雑務を取り扱った所。
6 宮中で、女御 (にょうご) に属した下級官吏。
7 「北の政所」の略。
「—の京に出で給ふといひて」〈今鏡・一〇〉
8 最も重要なところ。頭分 (かしらぶん) 。首領。
「そうじて神の—、出雲の国の大やしろ」〈滑・膝栗毛・三〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
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