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仏教の一派。もっぱら座禅を修行し、内観・自省によって心性の本源を悟ろうとする宗門。達磨 (だるま) が中国に伝え、日本には鎌倉初期に栄西が臨済禅を、次いで道元が曹洞禅を、それぞれ入宋ののち伝えて盛んになった。江戸時代に明の隠元が来朝して黄檗 (おうばく) の一派を開き、現在この三派が並び行われている。以心伝心・教外 (きょうげ) 別伝を重んじ、仏の心をただちに人々の心に伝えるのを旨とするので、仏心宗ともいう。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
ぜんしゅうよう【禅宗様】
鎌倉時代に禅宗とともに宋から伝えられた寺院建築様式の一。全体に木割 (きわり) が細く、詰め組の組み物を多く配し、木鼻&thinsp...
出典:青空文庫
・・・うな暴力団体もあり、禅宗のように不立文字を標榜して教学を撥無する・・・ 倉田百三「学生と先哲」
・・・あった時期もあった。禅宗の普覚大師ノ書であったときもあった。中山・・・ 倉田百三「学生と読書」
・・・が、さすがは老骨だ。禅宗の味噌すり坊主のいわゆる脊梁骨を提起した・・・ 幸田露伴「鵞鳥」
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