《「すい(西)」は唐音》ウリ科の蔓性 (つるせい) の一年草。地をはい、夏、淡黄色の雄花と雌花とを開く。実は球形や楕円形で大きい。果肉は水を多く含んで甘く、赤・黄などの色のものがある。アフリカの原産で、品種が多い。日本へは江戸時代の初めごろ中国から渡来したといわれる。 実=秋 花=夏》「畠から—くれたる庵主かな/太祇

出典:青空文庫

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