• 意味
  • 例文
  • 慣用句
  • 画像

[動ラ五(四)]

  1. 「もらう」の意の謙譲語。目上の人から物などをいただく。ちょうだいする。「日ごろお客様からご愛顧を—・っております」

    1. 「禄ども、しなじなに—・り給ふ」〈桐壺

  1. 「与える」の意の尊敬語。鎌倉時代以降の用法目上の人が物などをくださる。「臣下に金一封を—・る」

  1. 神の許可を得て、通行を許してもらう。

    1. 足柄 (あしがら) のみ坂—・り顧みず我 (あれ) は越 (く) え行く」〈・四三七二〉

  1. (補助動詞)動詞の連用形、また、それに「て」を添えた形に付いて用いる。

    1. ㋐「…てもらう」の意の謙譲語。…ていただく。

      「まげて許し—・らん」〈徒然・八七〉

    2. ㋑「…てくれる」の意の尊敬語。鎌倉時代以降の用法。…てくださる。

      「われをも舟に乗せて—・り候へ」〈謡・隅田川

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。