(梵)mahāsattvaの訳。「だいし」とも》仏語。

  1. 仏・菩薩 (ぼさつ) の尊称。摩訶薩 (まかさつ) 。

  1. 悟りを求める心を起こした人。道心堅固な僧。

  1. 大きな文字。大文字。

  1. 漢数字の「一・二・三」などの代わりに用いる「壱・弐・参」などの文字。証書などで用いる。

[補説]大字2の一覧
一:壱(壹)
二:弐(貳)
三:参(參)
四:肆
五:伍
六:陸
七:漆
八:捌
九:玖
十:拾
百:佰、陌
千:仟、阡

規模の大きな寺院。主に維持費などが国から支給された官寺をいう。大刹 (たいさつ) 。おおでら。

[名]
  1. 重大事柄容易でない事件。「国家の—」

  1. 大がかりな仕事。大規模な計画。「—を成す」「—を企てる」

  1. たいへんな結果。非常心配事態。「—に至らないで済む」

  1. 出家して悟りを開くこと。

    1. 「—を思ひたたん人は」〈徒然・五九〉

[形動][文][ナリ]
  1. 価値あるものとして、大切に扱うさま。「—な品」「親を—にする」「どうぞ、お—に」

  1. 重要で欠くことのできないさま。ある物事存否にかかわるさま。「—な用を忘れていた」「今が—な時期だ」

    1. 大切 (たいせつ) 用法

仏語。仏・菩薩 (ぼさつ) が衆生 (しゅじょう) をいつくしみ苦しみを救う、その広大な慈悲

台詞 (せりふ) 」に同じ。

  1. 書物表題の文字。

  1. 書物巻頭画幅石碑上部に書き記す文字。題辞の文字。

書物巻頭画幅石碑上部に記す言葉。題詞題言

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

検索ランキング

2023年11月