動詞よろ(鎧)う」の連用形から》

  1. 着用して身体を被護する武具。被護部分により、頸甲 (くびよろい) ・肩甲・胸甲・膝甲 (ひざよろい) などという。

  1. 胴から大腿部 (だいたいぶ) にかけて被護する武具総称短甲 (たんこう) 挂甲 (けいこう) 大鎧 (おおよろい) 腹巻き胴丸腹当ての類。

  1. 特に、大鎧のこと。

  1. 鎧形 (よろいがた) 」の略。

[接尾]助数詞。家具調度などで、いくつかの部分から成り立っているようなものを数えるのに用いる。
  • 「衣箱一—」〈落窪・三〉
「屏風一—」〈義経記・五〉
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