あま・す【余す】

の解説

［動サ五（四）］

1. １ 余分なものとして残す。余らせる。「料理が多すぎて—・してしまった」

1. ２ 限度に達するまでの余地を残す。「今年も—・すところあと三日」

1. ３ （主に受身の形で用いる）持て余す。手に余る。

   1. 「天の原朝行く月のいたづらによに—・さるる心地こそすれ」〈頼政集〉

1. ４ こぼす。満ちあふれるようにする。

   1. 「憐みとる蒲公 (たんぽぽ) 茎短うして乳を—・せり」〈春風馬堤曲〉

[可能]あませる

類語

• 残す(のこす)

関連語

• 余る(あまる)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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