出典:gooニュース
新燃岳の火山活動が再び活発化 火口から3キロ範囲内で警戒呼びかけ 気象庁
気象庁は噴火警戒レベルを先月引き上げた宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島連山の新燃岳について、今月に入ってから再び火山活動が活発になっているとして、警戒を呼び掛けました。 気象庁は先月30日、新燃岳で火山性地震の増加などが確認されたとして噴火警戒レベルを火口周辺規制の「2」から入山規制の「3」に引き上げました。
新燃岳で地震多い状態続く 地殻変動の様子など注意深く監視 気象庁
先月末、噴火警戒レベルが3に引き上げられた霧島連山の新燃岳では、地震が多い状態が続いています。マグマから出てくる火山ガスはほぼ検出されていないものの、気象庁は地殻変動の様子などを注意深く監視しています。
【新燃岳】噴火警戒レベル3、入山規制を継続(4月8日時点)
GNSS連続観測では、2024年11月頃から、霧島山を挟む一部の基線で新燃岳付近の地下の膨張を示すと考えられるわずかな伸びが認められます。 新燃岳では地震回数が非常に多い状態で経過しており、GNSS連続観測では地下の膨張を示すと考えられる変化が認められていることから、引き続き新燃岳火口から概ね3kmの範囲内に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。
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