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残月（ざんげつ） とは？ 意味・読み方・使い方

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ざん‐げつ【残月】
の解説

明け方まで空に残っている月。有明の月。のこんの月。
地歌・箏曲 (そうきょく) 。手事物 (てごともの) 。天明・寛政（1781〜1801）のころに大坂の峰崎勾当 (みねざきこうとう) が作曲。門人の娘の死を悼んで作ったもので、特に手事の部分は力作。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

残月 のカテゴリ情報

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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残月 の前後の言葉

残月 の例文(3)

出典：青空文庫

  • ･･･野原の涯には残月が一痕、ちょうど暗い丘のかげに沈もうとしていると･･･ 芥川竜之介「金将軍」

  • ･･･大空の色と残月の光とで今日の天気がわかる。風の清いこと寒いこと、･･･ 国木田独歩「鹿狩り」

  • ･･･発車したころは、その残月が薄く白けて淋しく空にかかっていた。　し･･･ 田山花袋「一兵卒」

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