• 意味
  • 例文
  • 慣用句
  • 画像

嚢中之錐の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

すぐれた才能をもつ人は、凡人の中に混じっていても、自然とその才能が目立ってくるということ。▽「嚢中」は袋の中。袋の中に錐きりを入れておくと、自然に袋を突き抜けて、とがった刃先が見えてくる。それと同じように、すぐれた人は自然と凡人の中から突き抜けて、その才能を現すということ。
出典
『史記しき』平原君伝へいげんくんでん。「夫れ賢士けんしの世に処るや、譬たとえば錐の嚢中に処るがごとし。其の末すえ立ちどころに見あらわる」
句例
その指導力はまさに嚢中の錐である
用例
それからは所謂いわゆる『嚢中の錐』で、見るまに出世し、<里見弴・今年竹>
goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。