たいしつかいぜん【体質改善】
からだの性質の悪いところを改めて、よくすること。また、企業・組織などが抱えている欠陥や問題点などを取り除き、健全な状態に改めること。
たいしゅうしゃかい【大衆社会】
政治・経済・社会・文化のあらゆる領域で、大衆が重要な役割を果たす社会。特徴は、技術的合理性、役割の専門化、人間関係の非人格化、人口の集中化、またその反面の、孤独、個性喪失などである。
たいしょうりょうほう【対症療法】
激痛に鎮痛剤を用いるなど、患者の表面にあらわれた症状に対応した治療法のこと。また、その場しのぎの処置のこと。
たいだいび【頽堕委靡】
体力や気力などがだんだんにくずれ衰えていくこと。▽「頽堕」はくずれ落ちる、だらしがなくなること。「委靡」は衰える、弱る意。
たいとうごめん【帯刀御免】
江戸時代に、町人や百姓など、平民の中で特に功績があり、そのため刀をさすことを許されたこと。
たかねのはな【高嶺之花】
高い峰に咲く花のように、遠くから眺めるばかりで、手にすることのできないものや人。手が出ないほど高価な品やうっとりと見つめるばかりで近づきがたい美女など。
たくらくしつろ【拓落失路】
十分な地位を得られず、出世の道が絶たれること。▽「拓落」は役人などが落ちぶれるさま、不遇なさま。「失路」は出世の道を失うこと。「拓落たくらくして路みちを失うしなう」と訓読する。
たしゅたよう【多種多様】
種類や性質、状態、現象などがさまざまであること。
たじたなん【多事多難】
事件や困難が多いさま。▽「事」は事件・出来事、「難」は困難や災難などの意。
たんしこしょう【箪食壺漿】
食べ物・飲み物を用意し、軍隊を歓迎すること。また広く、歓迎することをいう。▽「箪」は竹でできたわりご。「漿」は酒以外の飲み物。食べ物を竹の器に入れ、飲み物を壺つぼに入れて歓迎すること。