ほうげんこうろん【放言高論】
思ったまま、言いたい放題に論じること。また、そのさま。▽「放言」は思ったままを言い放つこと。「高論」は声高に論ずること。また、すぐれた議論。
ほうこうてんかん【方向転換】
方向を変えること。方針や段取りを途中で変更すること。転向すること。
ほうしいつらく【放恣佚楽】
したい放題に遊んで暮らすこと。放蕩三昧すること。
ほうしちょうだ【封豕長蛇】
貪欲どんよくで残酷な人や国のたとえ。大きな豚と長い蛇の意から。▽「封」は大きい意。「豕」は豚、いのししの意。
ほうしょくしゅうじつ【飽食終日】
一日中、腹一杯食べて、何もせずに日を過ごすこと。食うだけで一日をむなしく終えてしまうこと。▽「飽食」は飽きるほど食べること。「終日」は一日中。朝から晩まで。
ほうしょくだんい【飽食暖衣】
[名](スル)「暖衣飽食」に同じ。「—して安穏に暮らす」
ほうしんきゅうか【抱薪救火】
害を除こうとして、かえってその害を大きくすることのたとえ。火を消すのに薪を抱えて行く意から。▽「薪たきぎを抱いだきて火ひを救すくう」と訓読する。
ほうぞうかしん【包蔵禍心】
悪事のたくらみをひそかにもつこと。▽「包蔵」は包みもつ、心の中に抱くこと。「禍心」は災いを起こそうという心。悪事のたくらみ。「包」は「苞」とも書く。一般に「禍心かしんを包蔵ほうぞうす」と訓読する。
ほうたんしょうしん【放胆小心】
文章を書くとき、初めは思い切って大胆に表現して書くのがよく、ある程度習熟してからは細かい点に注意を払って、よく字句を練るのがよいこと。また、この二つの文体。▽「放胆」は修辞や文法の規則からは、少しはずれても思い切って大胆に表現すること。また、その文。「小心」は細かい点に注意を払って、よく字句を練ること。また、その文。
ほうちゅうのしん【抱柱之信】
⇒ びせいのしん(尾生之信)