ゆうだいごうそう【雄大豪壮】
雄々おおしくて、規模が大きいさま。また、盛んで立派なさま。▽「雄大」は雄々しく大きいさま。「豪壮」は大きく立派なさま。
ゆうびむかん【有備無患】
日常から十分に準備しておけば、万一の際でもあわてる必要はないということ。
ゆうぶんさぶ【右文左武】
文武の両道を兼ね備えること。また、文武の両道で天下を治めること。文を尊び、武を重んじる意から。▽「右文」は文筆を尊ぶこと。「左武」は武を尊ぶこと。「文ぶんを右みぎに武ぶを左ひだりにす」と訓読する。また「左武右文さぶゆうぶん」ともいう。
ゆうめいいきょう【幽明異境】
死に別れること。現世とあの世と、住む場所が違ってしまったという意。
ゆうめいむじつ【有名無実】
名ばかりが立派で、それに見合う実質が伴わないさま。
ゆうもうかかん【勇猛果敢】
勇ましくて力強く、決断力のあるさま。▽「勇猛」は勇ましく、たけだけしいさま。「果敢」は思いきりがよく勇敢なさま。
ゆうもうしょうじん【勇猛精進】
勇敢に、そして精力的に物事を行うこと。▽「勇猛」は勇ましく雄々おおしいこと。「精進」は精神を打ち込んで努力すること。仏教では「猛」は「みょう」と読む場合もある。
ゆうゆうかんえい【優游涵泳】
ゆったりとした心のままに、じっくりと学問や芸術を深く味わうこと。▽「優游」はゆったりしていること。伸び伸びとしてこせつかないこと。「涵泳」は水にひたり泳ぐ意で、ひたり味わうこと。「游」は「遊」とも書く。
ゆうゆうかんかん【悠悠閑閑】
ゆったりして気長に構え、のんびりするさま。▽「悠悠」は落ち着いたさま。のんびりしたさま。「閑閑」は静かで落ち着いたさま。「悠悠緩緩」「優優閑閑」「優優簡簡」とも書く。
ゆうゆうじてき【悠悠自適】
のんびりと心静かに、思うまま過ごすこと。▽「悠悠」はゆったりと落ち着いたさま。「自適」は自分の思うままに楽しむこと。「悠悠」は「優遊」「優游」とも書く。