ふしゃちゅうや【不舎昼夜】
昼も夜も休まない。時間の経過とともに物事がたえず推移すること。
ふしょうじけん【不祥事件】
よくないことでいやな感じがする出来事。
ふしょうふげい【不将不迎】
過ぎたことをくよくよと悔やんだり、まだ来ない先のことを、あれこれ悩んだりしないこと。去るものを送ったり、来るものを迎えたりしない意から。▽「将」は送る意。「将迎」は送り迎えの意で、「将」「迎」それぞれに打消しの「不」を添えた語。「将おくらず迎むかえず」と訓読する。
ふしょうぶしょう【不承不承】
いやいやながら、やむをえず物事を行うこと。▽「不承」はいやいやながら承知する意。「不承」を重ねて意味を強調した語。「承」は「請」とも書く。
ふそくふり【不即不離】
二つのものの関係が深すぎもせず、離れすぎもしないこと。つかず離れず、ちょうどよい関係にあること。▽「即」はつく、くっつく意。「即つかず離はなれず」と訓読する。「不離不即ふりふそく」ともいう。
ふたくしゅだん【不択手段】
目的を達するために、どんなことでもすること。
ふだんせっき【不断節季】
毎日節季のつもりで、地道でまじめに商売をしていれば、また、借金をせず地道に生活していれば、将来困ることはないということ。▽「不断」は日常、平生の意。「節季」は盆と暮れの年二回の決算期で、昔は借金もこのとき精算された。
ふちあんない【不知案内】
知識や心得がなく、実情や様子が分からないこと。▽「不知」は知らないこと。「案内」は事情、様子をよく知っていること。
ふちふしき【不知不識】
分からないうちに。気づかないうちに。
ふとうふくつ【不撓不屈】
強い意志をもって、どんな苦労や困難にもくじけないさま。▽「撓」はたわむ意。転じて、屈すること。「不屈不撓ふくつふとう」ともいう。