ぜんごしょち【善後処置】
残った問題を処理すること。事件などの後始末。善後策。
ぜんだいみもん【前代未聞】
これまでに聞いたこともないような珍しく変わったこと。また、たいへんな出来事。▽「前代」は現在よりも前の時代、過去。「未聞」は、まだ聞いたことがないという意味。
たじたたん【多事多端】
仕事が多くてたいへん忙しいさま。▽「多事」はするべき仕事が多いこと。「端」は物事の始めの意で、「多端」は仕事が多く忙しいさまをいう。
たじたなん【多事多難】
事件や困難が多いさま。▽「事」は事件・出来事、「難」は困難や災難などの意。
たじのとき【多事之秋】
事件や問題が多くおこっている時期。国家や社会が不安定な時。
とつとつかいじ【咄咄怪事】
きわめて意外で、また恐ろしく奇っ怪な事件。
ふざいしょうめい【不在証明】
刑事事件で、犯罪が行われたときに被疑者または被告人が、現場に居合わせなかったことを明らかにすること。アリバイ。
ぶんぼうそうぎゅう【蚊虻走牛】
ごく小さなものでも、強大なものを制することができるというたとえ。また、微細な事柄から大きな事件に発展することがあるというたとえ。
れんさはんのう【連鎖反応】
一つの反応によって、次の反応が引き起こされて、それが次々と進行すること。一つの事件が引き金となって、同様の事件が次々起こること。
ろうぎかいてい【螻蟻潰堤】
大きな事件や事故もほんの小さな原因からもたらされることのたとえ。けらやありが掘ったようなごく小さな穴でも、いずれは大きな堤防を壊してしまうことになる意から。▽「螻」はけら。「蟻」はあり。「潰」はつぶれる、壊れる意。「螻蟻ろうぎ堤つつみを潰ついやす」と訓読する。