あんていせいちょう【安定成長】
ある国の経済規模が急激に変化せずに、安定した伸び率で増大していくこと。
いっぴつまっさつ【一筆抹殺】
すべてを消し去ること。帳消しにすること。よく考えることなく、軽率に過去の美点や功績をすべて消し去ってしまうこと。▽「抹殺」は消してなくす、塗り消す意。人や物事の存在を否定すること。「殺」は助字。
けいきょもうどう【軽挙妄動】
軽はずみに何も考えずに行動すること。是非の分別もなく、軽はずみに動くこと。▽「軽挙」は深く考えずに行動すること。「妄動」は分別なくみだりに行動すること。
じゅうしゅうちょうさん【獣聚鳥散】
統率も規律もなく、ただ集まっているようす。無秩序に集まったかと思うと、ただ散らばるような集まりのたとえ。
そういくふう【創意工夫】
今までだれも思いつかなかったことを考え出し、それを行うためのよい方策をあれこれ考えること。▽「創意」は新しい思いつき、今まで考え出されなかった考え。「工夫」は物事を実行するために、よい方策をあれこれひねり出すこと。
そっせんきゅうこう【率先躬行】
人の先に立って、自ら物事を実行すること。▽「率先」は人の先頭に立つこと。「躬」はみずからの意。
そっせんすいはん【率先垂範】
人の先頭に立って物事を行い、模範を示すこと。▽「率先」は先んじる、人の先頭に立つ意。「垂範」は模範を示すこと。
たんりょけいそつ【短慮軽率】
⇒ けいそつたんりょ(軽率短慮)
ふてんそつど【普天率土】
天の覆う限り、地の続く限りのすべての地。天下至る所。▽「普」は大の意。また、あまねくの意。「率土」は人の従い行く所。土地から土地へと続くこと。「率」は「循」の意。「普天の下もと、率土の浜ひん」の略。「率土」は「そっと」とも読む。また、「普」は「敷」「溥」とも書く。
もうげんたしゃ【妄言多謝】
口から出まかせに、いい加減な言葉を並べたてたことを深くわびる意。手紙などで自分の意見や考えを包み隠さず言った後に添える言葉。▽「妄言」は偽りの言葉、みだりな言葉の意。「多謝」は深くわびること。「妄」は「ぼう」とも読む。