しょっけんらんよう【職権濫用】
自分の地位や職務に認められた権限を、正しく執行せず、自らの利害に用いること。主に公務員が、職務でない行為を不当に行うこと。
じかいさよう【自壊作用】
外部から力を加えなくても、中からひとりでに壊れていくはたらきのこと。内部から崩れていく力のこと。自滅。
じじょうさよう【自浄作用】
外部からの力によってではなく、自ら清浄する能力があること。何もせずとも、自然に浄化できるようになっていること。外的な圧力なしで、正しい方向に向かう能力。
たいきしょうよう【大器小用】
大きな器を小さなことに用いるということから、大人物につまらない仕事をさせること。すぐれた才能の持ち主でありながら、低い地位にしか用いられないこと。人材の用い方が当を得ていないことのたとえ。▽「大器」は大きな器量。また、偉大な人物のこと。
たいざいしょうよう【大材小用】
大きな材料を小さなことに用いる意から、偉大な人材につまらない仕事をさせること。
てんちむよう【天地無用】
荷物の梱包の外側に記載して、荷物の上下を逆さまにすると破損する恐れがあるからしてはならないと警告することば。
どうかさよう【同化作用】
生物が、体外から取り入れた物質をその必要な成分に変化させる働きのこと。また、他から得た知識などを自分のものとして身につけること。
むだんしゃくよう【無断借用】
持ち主に断らないで勝手に借りて使うこと。
むようのよう【無用之用】
一見何の役にも立たないと見えるものが、実は役に立つということ。
もんどうむよう【問答無用】
話し合っても無意味なさま。これ以上話し合いを続けても無駄なため、議論を終わらせる場合などに使う言葉。▽「無用」は用のないさま。役に立たないさま。