いちじつへんじ【一日片時】
①わずかの時。ちょっとの間。②ほんの一日。
いっこくせんしゅう【一刻千秋】
ほんのわずかな時間が、千年に思えるほどに待ち遠しいこと。
いっしょうさんたん【一唱三嘆】
一度うたう間に何度も感嘆する意から、優れた詩文をほめたたえていうことば。
いみしんちょう【意味深長】
人の言動や詩文などの表現に、非常に深い趣や含蓄のあるさま。また、表現の表面にあらわれた意味のほかに、別の意味が含まれているさま。後者は俗に略して「意味深いみしん」ともいう。▽「深長」は奥深くて含蓄のあるさま。
えいせいちゅうりつ【永世中立】
国際法上、他の諸国間の戦争や紛争に関係しない義務を負い、かつ、その独立と領土の保全とが他の諸国家によって保障されている状態。スイス、オーストリアなどはその例。
かんじんたいど【寛仁大度】
心が広くて情け深く、度量の大きいこと。人の性質にいう語。▽「寛仁」は心が広くて情が厚いこと。「大度」は度量が大きいこと。小事にこだわらないこと。
こうぜんのき【浩然之気】
天地の間に満ちている、この上なく大きくて強い気のこと。これが人の心にやどると、広く豊かで大らかな気持ちとなり、公明正大で何ものにも屈しない道徳心となる。
ごうんかいくう【五蘊皆空】
人間界の現象や存在はすべて実体がなく、空くうであるということ。
ごおんじょうく【五陰盛苦】
人間のからだや心を形成する五つの要素から生じる苦痛や苦悩のこと。
さいほうじょうど【西方浄土】
人間界から十万億土離れた西のかなたにあるという、煩悩ぼんのうのない世界。安寧あんねいと喜びに満ちた極楽ごくらく。