りょうふうびぞく【良風美俗】
健康的で美しい風習・風俗。▽「風」「俗」はともに習わし、習慣の意。
りょうやくくこう【良薬苦口】
厳しい忠告や遠慮のない批判こそが、自分のためになるものだということ。
りょうらきんしゅう【綾羅錦繍】
上質の素材を用い、刺繍を数多く施した美しい衣服。また、きらびやかな衣服を身につけること。▽「綾」はあや絹、「羅」は薄絹、「錦」はにしき、「繍」は刺繍をした織物で、いずれも高貴な人が着る美しい衣服のこと。
りょうらきんしゅう【綾羅錦繡】
美しく贅沢な着物のこと。また、派手に着飾ることもいう。
りょくりんはくは【緑林白波】
泥棒・盗賊のこと。また、その潜伏場所をいう。▽中国新の王莽おうもうが天下を支配していたとき、緑林山に無頼の徒が立てこもり、そこを拠点にして強盗を働いていた。また、後漢ごかんの時代に張角ちょうかくを主領とし、頭に黄色の布切れをつけた黄巾こうきんの賊が白波谷を拠点として乱を起こしたことから、このような表現が生まれた。
りようかち【利用価値】
利用するだけの値打ち。用いることで得られる利益や生ずる効果。
りようこうせい【利用厚生】
民衆が必要とするものを調達したり、使いやすくしたりして、人々の暮らしを豊かにすること。
りろせいぜん【理路整然】
文章や話が、秩序立てた論理で展開されているさま。▽「理路」は筋道のこと。「整然」は秩序正しいさま。
りんうそうせい【霖雨蒼生】
苦しんでいる人々に、救いの手を差し伸べること。また、民衆の苦しみを救う慈悲深い人のこと。▽「霖雨」は長雨。ここでは、喉のどの渇きをいやし植物を生育させる、三日以上降り続く恵みの雨のこと。「蒼生」は世の人民・万民のこと。
りんえんせんぎょ【臨淵羨魚】
願望を達成するには有効な手段を考えるべきだということ。