きんゆうきょうこう【金融恐慌】
天災・内乱、景気の悪化などで、企業を結ぶ貸借の決済が不可能となり、信用関係が急激に崩壊して、預金の取り付け、銀行の支払停止および連鎖倒産などで、金融界全般に混乱が起こること。日本では、昭和2年(...
けいだくかしん【軽諾寡信】
軽々しく物事を引き受ける者は約束を守らないことが多く、信用できないということ。▽「軽諾」は気軽に引き受けること。安請け合い。「寡信」は信用が少ない意で、信用できないこと。「軽諾は必ず信寡すくなし」の略。
しりしよく【私利私欲】
自分の利益や、自分の欲求を満たすことだけを考えて行動すること。私的な利益と私的な欲望の意。▽「欲」は「慾」とも書く。
はいしんきぎ【背信棄義】
信用と道義を守らないこと。信頼に背き、道義を捨て去ること。▽「背信」は信頼を裏切ること。「背」はそむく意。「棄義」は義を捨てる。人として行うべき道理を捨て去ること。「信しんに背そむき義ぎを棄すつ」と訓読する。
はんかんくにく【反間苦肉】
敵の間者を使って敵情を知り、敵の仲を裂く「反間の計」と、自分の身を傷つけて、相手の信頼を得て密偵行為を行う「苦肉の計」のこと。敵をあざむき仲違なかたがいさせるために、自分の身を痛めつけて見せること。また、目的達成のためのあらゆる手段のこと。苦肉之計くにくのけい反間之計はんかんのけい
ふんしょくけっさん【粉飾決算】
会社が対外的な信用の低下を防ぐため、財政状態や収支状況などを実際よりよく見えるように、損益計算書などの財務諸表の数字を偽って表示すること。
めいよばんかい【名誉挽回】
一度失った信用や評判を、その後の言動によって取り戻すこと。
めんもくいっしん【面目一新】
世間の評判が一新して、それまでとは違う高い評価を得ること。また、外見や内容が全く新しく変わること。▽「面目」は世間に対する体面の意。「一新」はすっかり新しくなること。「目」は「ぼく」とも読む。