かいとうかいいん【誨盗誨淫】
財物を納めた倉庫の戸締りを怠ったり、女性がなまめかしい格好をしてあでやかな化粧をしたりすることは、盗賊に盗みを教え、異性にみだらなことをせよと言っているようなものだということ。災いをまねかないように用心せよという戒め。
きょうしゃいんいつ【驕奢淫逸】
思うままにぜいたくをし、人の道にはずれたみだらな行いをすること。また、そのさま。主に酒色についていうことば。
しゃしいんいつ【奢侈淫佚】
ぜいたくにふけり、みだらな楽しみや遊興にふけるさま。▽「奢侈」は度を越えたぜいたく。「淫佚」はみだらでだらしないさま。また、男女関係のみだらなさま。「佚」は「逸」とも書く。
しゅちにくりん【酒池肉林】
ぜいたくの限りを尽くした盛大な宴会。また、みだらな宴会のたとえ。酒を池に満たし、肉を林に掛ける意から。
そうかんぼくじょう【桑間濮上】
《濮水のほとりの桑間という地の意》国を滅ぼすような淫靡(いんび)な音楽。また、淫乱であること。 [補説]殷(いん)の紂王(ちゅうおう)が師延(しえん)にみだらな音楽を作らせたが、殷は滅び、師延は...