
2 かわいそうな状態。無惨な姿。「—をとどめる」
1 (「憐れ」とも書く)かわいそうに思われるさま。気の毒だ。惨めだ。「その姿はいかにも—であった」
2 しみじみともの悲しく感じるさま。はかなく、また、さびしく思われるさま。「夕暮れは、なんとなく—に思われてしかたがない」
3 しみじみと心を打つ風情があるさま。趣があるさま。
「滝の音、水の声—に聞こゆる所なり」〈宇津保・忠こそ〉
7 尊く、ありがたいさま。
「霊山 (りゃうぜん) は釈迦仏の御すみかなるが—なるなり」〈枕・二〇八〉
2 願望の気持ちを表す。ぜひとも。
「—、よい所もあれかし」〈虎寛狂・今参〉
3 囃子詞 (はやしことば) として用いる。
「いで我が駒早く行きこせ待乳山 (まつちやま) —待乳山」〈催馬楽・我が駒〉
出典:青空文庫
・・・「哀れっぽい声を出したって駄目だよ。また君、金のことだろう?」「・・・ 芥川竜之介「海のほとり」
・・・赤坊は力のない哀れな声で泣きつづけた。仁右衛門は腸をむしられるよ・・・ 有島武郎「カインの末裔」
・・・、抱く手の濡れるほど哀れ冷汗びっしょりで、身を揉んで逃げようとす・・・ 泉鏡花「政談十二社」
出典:gooニュース
シタ側の哀れな末路 Vol.67】
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