源頼朝が鎌倉に開いた日本最初の武家政権。鎌倉には侍所 (さむらいどころ) ・政所 (まんどころ) ・問注所、地方には全国的に守護・地頭を置いたほか、六波羅探題・鎮西 (ちんぜい) 探題・奥州総奉行などを置いた。源氏の将軍は3代で滅び、以後、摂関家や親王家から将軍を立てたが、実権は執権となった北条氏が握った。元弘3年(1333)滅亡。
[補説]将軍は次の9人。
第1代
源頼朝第2代
源頼家第3代
源実朝第4代
九条頼経第5代
九条頼嗣第6代
宗尊親王第7代
惟康親王第8代
久明親王第9代
守邦親王