
出典:gooニュース
伊藤若冲の「黒一色の絵」色彩がないからこそ際立つ神秘的な美しさ、洗練されたデザインを堪能する
伊藤若冲《玄圃瑤華》は、黒を背景に植物や生き物を描いた全48図からなる画帖。現在は切り離して収蔵されており、展覧会ではそのうち「瓢箪・夾竹桃」「薊・栗」の4図が紹介されている。中国的なフォーマットに則っているが、卓越したデザインセンスや細かな線の美しさはさすが若冲。色彩がなくても、若冲は若冲だ。
若冲や雪舟も! 相国寺派の名品が集結する「相国寺」展が3月29日~5月25日、上野『東京藝術大学大学美術館』で開催
―若冲が生きた時代」と題して、伊藤若冲の作品に注目。独特の絵画表現を完成させた若冲が活躍した1700年代に着目する。人の交流やものの往来を通して、多層的に構築された相国寺文化の新時代が再現される。 第5章では「未来へと育む相国寺の文化 ―“永存せよ”」と題し、相国寺の什物(じゅうもつ)が紹介。どのように形成され、なぜ今、これら作品は相国寺にあるのか?に迫る。
伊藤若冲・貴族文化・日本の美!至極の花アート展『百花ひらく』開催 皇居三の丸尚蔵館
江戸時代の天才絵師、伊藤若冲の国宝「動植綵絵」の一部ですね!
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