に の類語・言い換え
ブックマークへ登録から/に の共通する意味
動作の起点である相手を表わす。
から/に の使い分け
- 1
- だれかが動作を行ったとき、動作を受ける側にたってその事態を表現することがある。たとえば、相手が「教える」という動作を行うとき、動作の受け手からみるとそれは「教えられる」という受身の動作であり、また「習う」「教わる」という動作でもある。このような場合、動作の起点である相手は「から」で表わすが、「に」に言い換えられることが多い。
- 2
- 物事の移動に視点をおく場合には、相手を「から」で表わす。「から」で相手を表わす動詞には、「買う」「預かる」「奪う」などがある。
- 3
- 相手に視点をおく場合は、相手を「に」で表わす。特に、物事の移動を伴わないときには、「から」は用いにくい。「車からはねられた」とは言えない。
- 4
- 「教わる」「習う」「貰う」「借りる」などは、相手を「から」でも「に」でも表わすことができる。
から/に の類語対比表
父…英語を教わる | 母…鍵 | 犬…かまれる | |
---|---|---|---|
から | ○ | ○ | - |
に | ○ | - | ○ |
参照
から⇒が/で/に/から/の・から/を・で/から・で/から/に・に/から・から/ので に⇒が/で/に/から/の・を/が/に・と/に/まで・で/に/を・に/へ/まで・で/から/に・に/から・に・に/で・と/に/や/とか/だの/やら/か/なり・ため(に)/のに/に
カテゴリ
#助詞・助動詞