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仏語。天台宗で説く三諦 (さんだい) の一。すべてのものは実体がなく、因縁によって仮に生じて存在しているということ。
1 《「きたい(希代)」の音変化とも》奇妙なさま。不思議であるさま。けったい。
「—なことの続くのは、何か変事のある知らせと」〈逍遥・桐一葉〉
2 《「卦体が悪い」の略》縁起でもないさま。いやな感じがするさま。いまいましいさま。けったい。
「エエ、—な。俺たった独り振り残しをるな」〈伎・韓人漢文〉
1 《近世ごろまでは「けだい」》なまけること。おこたること。怠惰。「—の心が生じる」
2 仏語。善行を修めるのに積極的でない心の状態。精進 (しょうじん) に対していう。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
卦体が悪い
縁起が悪い。いまいましい。腹立たしい。「けたいの悪い、ねじねじした厭な壮佼 (わかいもの) で」〈鏡花・高野聖〉
けたいくそ【卦体糞】
《「卦体」を強めていう語》いまいましいこと。けたくそ。けったくそ。「いっそ—で売らずに帰りて」〈胆大小心録〉
出典:青空文庫
・・・色欲、六に餮饕、七に懈怠、一つとして堕獄の悪趣たらざるものなし。・・・ 芥川竜之介「るしへる」
・・・弱、社会的善の奉仕の懈怠等は皆ここから生じるのだ。この利己と利他・・・ 倉田百三「学生と教養」
・・・責めなければならない懈怠と云われるべきなのである。〔一九四六年一・・・ 宮本百合子「みのりを豊かに」
卦体
懈怠
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