[名](スル)耳に聞くこと。また、聞いて得た知識
  • 「屡々—する所なり」〈西村茂樹・日本道徳論〉
  1. おおよその時期時刻。ころ。「そろそろ着く—だ」「若い—」

  1. 適当時期。ちょうどよいころあい。好機。「—を見はからって着手する」

  1. その時代の文。また、当代通用している文。

  1. 中国で、その時代一般に用いられている文体。特に代の科挙答案に用いられた文体、または、末から民国にかけて行われた文体

[代]

  1. 反射代名詞。その人自身。おのれ。「—を省みる」「—の出る幕はない」「君は—でそう言った」

  1. 一人称人代名詞。われ。わたくし。「—がうかがいます」

[補説]江戸時代、「御自分」の形で二人称の人代名詞としても用いられた。現代では「自分、昼飯すませたか」のように、大阪方言の会話で、自分と同等の者に対する親しみを表す二人称として用いられることがある。

出典:青空文庫

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