出典:gooニュース
<詩歌の森>3月5日
◆短歌●新得短歌会向寒の空を見上げて曇ひとつ日差し目映い冬の青空 池田 一歩電柱を見上げて散るは粉雪が星のかけらと見粉うほどに 斉藤 久恵川霧の立ち込める朝えだえだの紅ふかくして化粧柳のあり 吉田 真弓...
三島由紀夫の詩歌紹介 富山の隠し文学館花ざかりの森、冊子や直筆原稿25点
今年で生誕100年を迎えた作家、三島由紀夫(1925~70年)が創作した俳句や短歌を紹介する「三島由紀夫の『詩歌の世界』展」が28日、富山市向新庄町の「隠し文学館 花ざかりの森」で始まり、子ども時代の俳句が掲載された冊子や直筆原稿といった貴重な資料25点を紹介している。23日まで。 三島は小説や戯曲で知られるが、若い頃には俳句や短歌も創作した。
<詩歌の森>2月26日
◆短歌●辛夷帯広短歌会三本目の足となりたる母の杖生きゐるための一歩は杖から 柳内 祐子驚きの動かぬ五体もの云へぬ息子よ生きれ 生きれ生きれ 小坂 偉子はぐくみて貰ひしいのちが呟きぬ「古里駒場よ」ありがたうつて 栄 晶子...
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出典:青空文庫
・・・ 地上楽園の光景は屡詩歌にもうたわれている。が、わたしはまだ残念・・・ 芥川竜之介「侏儒の言葉」
・・・所謂その時代の上品な詩歌や、芸術というものは、今から見ると、別に・・・ 小川未明「詩の精神は移動す」
・・・発露する時なりとして詩歌に、小説に、美文に採用せられ、歌はれ、描・・・ 黒島伝治「明治の戦争文学」